IchigoJam 互換機


PCN による販売ではないものも、IchigoJam BASIC などが動作する互換機が提供されています。

IchigoJam U 販売時に ai.Jam と IchigoJam EX が商品として提供を開始していますが、

IchigoJam T でガーバーデータが公開された後、
個人から団体・企業・学校まで幅広く IchigoJam 互換機の制作・提供を行う状況になりました。

 

このページでは主にネット販売されているプリント基板+パーツの状態で、
日本全国から入手しやすい互換機を主に紹介しています。

 

互換機を配布・販売するためには IchigoJam ライセンスの購入または契約が必要です。

IchigoJam 公式サイト の下部にある お問い合わせ へお問い合わせ下さい。

 

よくあるご質問 | こどもパソオン IchigoJam (公式サイト)  - ライセンスについて 内に「IchigoJam互換機を配布・販売したい」


SkyBerryJAM

こどもパソコンSkyBerryJAM | 栃木県立栃木工業高等学校

IchigoJam互換機 “SkyBerryJAM” でも動作するJavaScript環境 IchigoLatte、入門書籍がいよいよ5/9発売! | about yum

SkyBerryJAM produced by Students in Tochigi / jig intern 2017 will start this summer! | 福野泰介の一日一創

 

栃木工業高校が製作。名称は 栃木のいちご スカイベリー から付けられています。
JAM がすべて大文字なのにご注意下さい。

2017年3月より一般販売を開始していて、主に栃木県の店舗・企業で販売されています。
(IchigoJam 販売店とは異なる SkyBerryJAM 独自の販売網になっています)

Web ショップで販売しているショップがあり、栃木県外の人でも入手しやすいです。

公式サイト の「一般販売事業者」一覧より Web ショップのところから注文できます。

 

IchigoJam T がベースですが、基板にいろいろ追加されています。IchigoJam U・T・S より一回り大きいです。

  • USB-シリアルモジュール(CP2102 チップ仕様モジュールが付属)
  • EEPROM ソケット(32k~512k。64k EEPROM 付属。1024k は本体ソケット上で使用不可
  • DC モータ駆動 IC-L293D+専用端子
  • サーボモータ用端子(OUT5)
  • LED 5 個(IchigoJam 通常仕様+4 個追加。OUT1~4 で制御可能)
  • BTN・IN1・IN4・ISP・RESET ボタン
  • 圧電サウンダ

2018年に基板が変わっていて、(基板裏面に 2018A のコード名があります)
Web 上の組立マニュアルで記載されている 22 のジャンパ線はなくなっています。
代わりに 22 には 3 端子レギュレータの説明が入っています。

 

I2C P6 端子が左上ビデオ出力と圧電サウンダの間にあります。5 ピンの端子は IchigoJam T・S の CN5 に合わせてあります。

初期の基板は左から 5V SDA SDL 3.3V GND の並びですが、

2018 年の基板 (2018A) では GND 3.3V SDL SDA 5V と逆になっています。  

 

基板上は LPC1114FN28 向けもありますが、(公式サイトには LPC1114FN28 を使用した基板画像もあります)

一般向け商品では LPC1114FDH28 は半田付け済みのため、LPC1114FN28 部分は空いたままになります。
IchigoJam T のようにピン配置ラベル付 IC ソケットを挿しても良いでしょう。

 

3.3V および電源部の microUSB 端子は USB-シリアルモジュールが提供するため、
3 端子レギュレータおよび microUSB 端子のパーツが基板表面に付いていない状態で正常です。

USB-シリアルモジュールを半田付けしない場合はこれらのパーツを半田付けする必要があります。

パーツは IchigoJam T・S で採用されているパーツと同じパーツが使用できます。
3 端子レギュレータは平な方を手前に見て GND IN OUT(3.3V) が使えますが、
GND 端子がもう一つあり、IN GND OUT が三角の状態で存在し、違う並びでも使用できるようになっています。

AC アダプタなどからの電源供給は USB-シリアルモジュールの microUSB 端子に接続して使用できますが、

パソコンとの接続は microUSB 端子を接続するだけでパソコンから電源供給しつつプログラムなどの送受もできます。

 

組立キットの場合、ピンヘッダ以外にピンソケットも長い状態で入っています。切断が必要です。

 

組立キットは 2500 円(製込)です。パーツが多く、運営者が半田付け作業を行い約 1.5 時間要しました。
ショップにより完成品なども扱っています。

 

下画像は運営者が 2018年7月 に入手した組立キットです。基板は 2018A です。
サーボ関連の使用経験がないので基板左の P7~P9 は半田付けしていません。

 



KumaJam

KumaJam サポートページ -「KUMAJAMの購入はこちら」から購入

ご当地IchigoJam、くまモンバージョン「KumaJam」登場!組み立てレビュー | 福野泰介の一日一創

Kumajam | SHIROのモバイル日記

 

ネクストステップ製作による くまモン 形状の IchigoJam 互換機です。

名称は公式でも「KumaJam」「Kumajam」「kumajam」の表記があり、K・J の大文字・小文字は統一されていません。

IchigoJam T ベースで、2017年11月より公開・販売されています。

IchigoJam T との違いは次のとおりです。

  • 基板の形状がくまモン
  • IN1 ボタンを追加(左側が IN1、右側が BTN)
  • POWER ランプを追加(左側が POWER(POW)、右側が LED)
  • 圧電サウンダは基板半田付け
  • ポリスイッチ追加

IchigoJam T・S の CN5 端子と同じ 5 ピン端子がありますが、左側にあります。
MixJuice など 5 ピンの足長ピンソケットがある製品は、キーボード USB 端子に当たるため、上に重ねて使用できません。

 

IchigoJam より上記のパーツと関連して抵抗の数が増えています。
ハーフキットは IchigoJam よりも更に数分要する位、ほとんど IchigoJam と変わらない時間で組み立てできます。

 

2018年8月より販売形態が変更され、ハーフキット・完成品共にアクリルケース付で統一されています。
アクリルケースも初期はくまモンの顔が入った厚さ 3mm でしたが、2018年8月より顔なしの厚さ 2mm になっています。


組立マニュアルは入っていません。別途サポートページ内から PDF をダウンロードする必要があります。

 

ダウンロード | KumaJam サポートページ
 - KumaJam組立マニュアル

 

ハーフキットではランプが 赤✕2・緑✕1 入っています。使用するのはこのうち 2 つで、1 つは余ります。

完成品では左の POWER(POW) が緑、右の LED が赤になっているのですが、両方赤にする事が可能です。

 

下画像は運営者が 2018年8月 に入手した KumaJam ハーフキット(基板 ver1.01)です。
完成画像のランプは両方赤にしました。

 



IchigoJam EX

クガデン が製作した IchigoJam U 上位互換機です。

基板の大きさは IchigoJam プリント基板の約2倍。

その分基板上に備わっている部分も豊富で、
本体のみで行える機能が多いのが特徴です。

電子工作マガジン AUTUMN 2015 での掲載と共に

2015年9月発売を開始しています。

半田付け等の時間も IchigoJam の約2倍だと思って下さい。

 

DC 12V を汎用の電源アダプタ(5.5mm・2.1mm)で供給し、

モニタ電源などを IchigoJam EX 経由にできます。

5V の電源アダプタを使用する事も可能です。

UART 端子があり、USB-シリアルを直接挿せます。

USB-シリアル からの 5V 供給も可能です。

ファームウェア更新用の切り替えスイッチ部があり、

ファームウェア更新操作も素早く行えます。

EEPROM 取り付け部が基板にあります。

書き込み禁止スイッチ、EEPROM カセット部もあります。

EEPROM カセットは 2016 年 5 月より発売されています。

圧電サウンダ部が基板にあり、直接圧電サウンダを取り付けできます。

 

構成が多いため、電源供給手段によっては正常に動作しない場合はあります。 
他の IchigoJam・IchigoJam 互換機が動作する場合でも IchigoJam EX が動作しない場合があります。

IchigoJam EX 専用に電源を確保した方が安定して動作できるようです。

運営者の環境では CP2102 チップの USB-シリアルモジュール は使用できていますが、
ポータブル DVD プレーヤーの USB 端子は動作に問題がある状態でした。(他の IchigoJam・互換機は使用できます)

 

秋葉原(東京メトロ銀座線・末広町駅近く)にある店舗 はんや一刻堂 秋葉原店 さん内で商品を扱っていますが、
多忙で在庫を用意していない場合があるようなので、
IchigoJam EX を店舗から購入しようと思っている場合は予め問い合わせてから伺った方が良いかもしれません。

 

IchigoJam EX (組み立てキット) | 合同会社クガデン

 

aitendo でも IchigoJam EX の扱いがありますが、更に熟練者向けで

組立キットの構成はクガデンの通常構成よりも DC コネクタ・一部スイッチなどのパーツがなくなっています。

IchigoJam U に近い構成になっている状況です。(電源は microUSB 端子が付きます)

説明書などの紙類は一切ありません。説明書を見ないと基板の記載とパーツが一致できないため、

クガデンの Web サイトより説明書をご確認の上で組みてて下さい。

aitendo は扱っているパーツが豊富なので、必要なパーツは個々に購入できます。

CPU に入っているファームウェアは 1.0.1 クリスタルあり 日本語キーボード で固定です。

ピン配置ラベルシールは純正シールが付属していました。
(クガデンで付いているピンソケット部のラベルシールは付いていません)

パーツが手持ちにあるのであれば、基板単体で必要最小限に構築するのも良いでしょう。

 

IchigoJam EX(組立キット)| aitendo

IchigoJam EX基板単体 | aitendo

 

IchigoJam EX と U・旧基板を比較するとこうなります。
基板の大きさは IchigoJam・U の約2倍。大きい!

PanCake プリント基板・EEPROM モジュール・

USB-シリアルを付けてもピンソケットの空きがあります。



aitendo 公開 IchigoJam 互換機 (ai.Jam シリーズ)

aitendo が IchigoJam 互換機を 2015年8月 から順次公開しています。

jig.jp および PCN から許可済みによる「IchigoJam 互換機」として、はじめて公開されています。
名称は ai.Jam をベースに展開しています。

 

当初 CPU は IchigoJam BASIC を入れていましたが、現在はファームウェアなしで販売されています。

そのため使用するためにはファームウェアをダウンロードし、LPC1114 へ書き込む必要があります。

 

初代の ai.Jam は安定動作の考慮から 10μF 仕様のコンデンサを採用しています。

これは後に IchigoJam T で採用されています。

また、aitendo は IchigoJam T の基板の設計などにも携わっています。
このように ai.Jam シリーズは IchigoJam に影響を与えました。

 

IchigoJam | aitendo

 

下記写真は運営者が実際に 2015年8月 aitendo から入手して組み立てています。

完成した画像のピンソケット、足、ピン配置などのラベルは独自に用意しているもので、製品には付属していません。

第7弾の ai.cafe は PanCake 互換機になります。PanCake で紹介しています。

 

aitendo では現在本体は IchigoJam 互換機の ai.Jam と IchigoJam EX のみを扱い、

PCN からの IchigoJam プリント基板は扱っていません。(過去はありましたが、在庫がなくなっています)

 

aitendo 以外では次のところで扱いを確認しています。どちらも店舗は東京・秋葉原です。

ai.Jam (第1弾)

IchigoJam U に近い構成ですが、独自の部品になっています。

拡張接続が可能なスルーホールが多く、

電源 LED も付いていたり、と独自の仕様も見られます。

左は組み立てキット、右は基板のみ。

上記の赤基板以外に発売当初は緑基板も存在しています。

こどもパソコン「ai.Jam キット」| aitendo

こどもパソコン「ai.Jam」基板単体

  

ai.shuttle.jam (第2弾)

シャトルと発射台の2基板構成。特徴的デザイン。

シャトルのみでの動作も考えられています。

電源は汎用電源も使用できるように考えられています。

シャトル部と発射台部で分けられています。
上記は発売当初の緑基板で、現在は赤基板になっています。

こどもパソコン「ai.shuttle.jam」キット | aitendo 

 基板単体 シャトル基板単体 発射台

 


ai.jam.pi (第3弾)

Raspberry Pi の基板・形状に合わせて作られていて、

Raspberry Pi の端子・ケースなどに対応しています。

こどもパソコン「ai.jam.pi」キット | aitendo

 

2線式breboジャム (第4弾)

ブレッドボードに必要パーツを載せます。

各パーツは個別販売も行われています。

2線式breboジャム | aitendo

 


ai.mini.jam (第5弾)

小さい基板の互換機。

電源はピンなどから供給です。

こどもパソコン「ai.mini.jam」キット | aitendo

 

ai.bat.Jam (第6弾)

ai.mini.jam に乾電池部を組み合わせたもの。

乾電池稼働を行う事ができます。

こどもパソコン「ai.bat.Jam」キット | aitendo


ai.robot.Jam (第8弾)

ロボット型の互換機、下部の端子は TXD・RXD 付。

ai.shuttle.jam の発射台を使用できます。

こどもパソコン「ai.robot.Jam」キット | aitendo

 

ai.jam.sandwich シリーズ

モジュールを縦に重ねて使用します。

isp@sandwichsound@sandwichmcu@sandwich

if@sandwichpwr@sandwichソケット&ヘッダ特別セット


ウルトラスモールai.jam

LPC1114FDH28 を用いた最小構成。

抵抗・レギュレータも小さいチップ部品です。

ウルトラスモールai.jam | aitendo

 

LPC1114書き込みキット

互換機シリーズの対象外になっていますが、

基板印刷やパーツは IchigoJam 向けとなっています。

LPC1114FN28書き込みキット | aitendo 

 


ai.Jam-T シリーズ(IchigoJam T 互換機)

IchigoJam T 公開とほぼ同時(2016年夏)に ai.Jam-T シリーズが公開されました。

 

LPC1114FDH28 にファームウェアが入っていませんので、使用するためにはファームウェアの書き込みが必要です。

ファームウェアを入れていない分ライセンスも含まれないため、その分価格が安くなっています。

 


 

IchigoJam T は aitendo 共同開発という事もあり、

面実装版(ai.Jam SMD)ではない基板は ai.Jam ロゴと基板の色以外は IchigoJam T と全く同じ基板です。

 

「こどもパソコン「ai.Jam-T」キット [K-JAM-TP]」は IchigoJam T ハーフキット相当になります。

ただしダクトスイッチ(本体ボタン)など、IchigoJam T とは異なるパーツを採用しているところがあります。

発売当初はキットが基板と「ベーシック部品ボックス」で分けて販売されていました。

様々な色のパーツがある「オーマイJam」もありました。「ベーシック部品ボックス」と「オーマイJam」は現在売れ切れています。 

 

ai.Jam-T キット [K-JAM-TP]

IC実装済み IchigoJam-T 互換基板


 「こどもパソコン「ai.Jam-T」キット [K-JAM-TS]」で表記されている面実装版(基板表記の ai.Jam SMD)は
LPC1114FDH28 も半田付けされていません。半田付けの難易度が高いです。
(LPC1114FN28 代用で少しやさしくなりますが、それでもコンデンサ半田付けの難易度は高いです)

 

ai.Jam-T キット [K-JAM-TS] (面実装版)

抵抗・コンデンサは面実装、LPC1114FDH28も半田付けが必要

こどもパソコン「ai.Jam-T」キット [K-JAM-TS] | aitendo 

「aiJam-T キット」2 種類は商品名が同じため、

型番と説明・画像で判断を要します。

特に [K-JAM-TP] を入手するつもりで [K-JAM-TS](面実装版) を

誤って入手すると半田付け困難の恐れがあります。ご注意下さい。



IchigoSoda / IchigoJam for sakura.io

商品の購入 | sakura.io

 

さくらインターネット が開発している IchigoJam 互換機です。2018年5月より発売されています。

片面はほぼ IchigoJam T・S に同じ配置ですが、

もう片面は sakura.ioモジュール を接続できるシールドになっています。

sakura.io 関連のスイッチも付いています。

容易に使用できるよう、IchigoJam BASIC は IoT 版が追加対応されています。

IchigoJam 本体の中でも 5000 円(税別)と高めの価格ですが、完成品で、半年の保証付きでもあります。

(sakura.ioモジュール が 8000 円(税別)なので、これだけで 13000 円です)

 

安定動作の考慮か、クリスタル・抵抗・コンデンサなど、

使用しているパーツも他の IchigoJam・IchigoJam 互換機とは異なります。


その他 IchigoJam・IchigoJam 互換機

IchigoJam・IchigoJam 互換機は他にもいくつか公開されています。

ここではプリント基板状態で一般公開されているうち、運営者が確認している一覧です。

「互換機」扱いになるか微妙なケースもあるため、
開発者 福野 さんや PCN 代表 松田(=yum)さんが公開している IchigoJam も含めてここに一覧してあります。

一般公開前、または現在提供されていないものが含まれています。(限定など)